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Historic London Blue Plaque

VOX創業者たちを顕彰するブルー・プラーク設置

イギリスのケント州ダートフォードにあるVOXアンプが最初に製造された敷地内に、VOXの前身であるJMI Corporationを起業したTom Jennings、サウンド・エンジニアのDick Denneyを始めとするVOX創業者たちを讃えた「ブルー・プラーク」が設置されました。除幕式は2017年2月14日に行かれ、ダートフォードの議員、現在のVOX経営陣に加え、1960年代当時のVOXオリジナル・スタッフも多数出席しました。まさに、ポピュラー・ミュージックのサウンドを永遠に変革し続ける使命を担っていたチームのメンバーです。1960年代中頃、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ヤードバーズ、デイヴ・クラーク・ファイヴなどのグループが「British Invation」を先導しました。VOXアンプは、これらバンドの最初にして唯一の選択肢だったのです。当時の輝かしい実績は、設立60周年を迎える礎となっているのです。

プラーク設置のために東奔西走した熱心なVOXファンのスチュアート・リーチはこう言っています。

「このプラークのために私が尽力した理由は、ダートフォードの遺産とVOXのかつての従業員たちを顕彰するためです。VOXは設立60周年を迎え、彼らが音楽業界に残した多大な業績があり、脚光を浴びています。このプラークを通り過ぎる時、誇りに思うでしょう。ダートフォードはVOXの「本当の」故郷であることに加えて、VOXの目覚ましい成功の背後で自分たちの町の住人たちがそれを支えていたことを知るのですから。」

現在のVOXのオーナー会社であるKORGの英国支社長Rob Castleは次のようにコメントしました。

「オリジナル・スタッフと語り合って明らかになるのはVOXがブリティッシュ・ロックの黎明期にまさに最先端にいたことです。KORGは25年にわたってVOXを傘下に収めて、オリジナル・チームがこのように認識されているのを見て、誰もが大きな誇りを抱いています。日本のKORGとイギリスのVOXの間には共通点がたくさんあります。両社にとって大切なことは、新しいことへの挑戦です。VOXにはミルトン・キーンズに優秀な開発チームがあり、ブリティッシュ・デザインをKORGのテクノロジーと一体化する仕事をしています。私たちはKORG製品の取り扱いパートナーの皆様にも助けられ、ダートフォードにあるルーツをもとにVOXを世界最大のミュージック・ブランドの一つに成長させることができたのです。」