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富田貴之

THE ラブ人間

2017年より、「THE ラブ人間」のドラマーとして正式加入。以降、一貫して人間味溢れるロックバンドやアコースティック系ミュージシャンのサポート等で活動の場を広げるドラマー、富田貴之。Telstarのユニークなルックスやサウンドは、まさに彼のプレイ・スタイルや音楽性との相性は抜群と言えるだろう。レコーディングからライブまで、様々なシーンですでに実践投入しているTelstarの使用感を語ってもらった。

「RECからライブまで現場を選ばずに使える一台だなと。」

──Telstarの第一印象はいかでしたか?
やはりバスドラムの形が印象的ですね。「歪んだ音になるのでは?」と思っていました。かと思えばタムやスネアは円形なので、まとまった音が出るのかどうか不思議なドラムだなあというのが本音です。

──実際に叩いてみていかがでしたか?
叩けば叩くほどに印象が変わりました。第一印象のイメージから、しっかりと鳴ってくれるキットになっていく感覚です。その中でも良い意味で”不思議さ”が残っているなあと感じました。

──Telstar の気に入っている点を教えてください。
ピッチの変化にも柔軟に対応してくれて、さらにヴィンテージ感も残す良いとこどりなドラムだと感じました。見た目とのギャップで得をしつつも、RECからライブまで現場を選ばずに使える一台だなと。これからが楽しみです。

──Telstar はどういった音楽・ジャンルに向いていると思いますか?
幅広く使える、というと答えになってないかもしれませんがその通りかなと。ガシガシ叩いてもリアクションは十分ですし、アコースティック寄りになっても鳴ってくれる便利屋さん。自身がロックバンドをやっているので、そこでは積極的に使いたいと思っています。

──ヘッドに穴を空ける時の意気込みを教えてください!
機材等を置いている一室で、1人寂しく穴を開けました(笑)。特殊なヘッドというのもあり、どの辺りに穴を開けるといいかを悩みましたね。正解かどうかは分からないんですが(笑)。ライブでPAをやってくれる方からは「穴開けてくれてありがたいです!」との一言をいただいて、開けて良かったなと報われました。

──ライブではいかがでしたか?
Telstar 2020をデビューさせた時は、サポートと自身のバンドを連続で使用させてもらいました。どちらからもお褒めの言葉をもらいましたし、個人的にもしっかり活躍させられたのかなと。バスドラムが面白い形をしているだけでも、自分を含め周りの演者もテンションが変わると感じました。見た目は予想以上に大事ですね。音に関しても、中音と外音どちらも良い印象だったので、大満足のキットです。

──Telstar への要望等ありましたらお願いします!
とても素晴らしい復刻をありがとうござます。映像や画像でしか確認できなかったドラムを自分が叩けるようになるとは喜びもひとしおです。


富田貴之
2008年、大学の軽音楽部でドラムを始める。その軽音楽部にてプププランドを結成。精力的に活動するもプププランドを脱退し、上京。上京した1年後の2017年にTHEラブ人間に加入。THE ラブ人間での活動と並行し、2022年4月にkurhausを始動。
サポート歴:忘れらんねえよ / 大矢梨華子 / 島崎大 / gugugugroup/etc…