サイズを超えた50W*アンプ。
Adioは、コンパクトでありながら25W×2の大出力なパワー・アンプを搭載。同クラスの他のアンプを寄せ付けない、驚くほどの音量感を実現しています。また3インチ×2のステレオ・スピーカーが心地良い定位感を確保。大きな出力による余裕あるサウンドが、ホーム・ユースのみならず幅広いシチュエーションで活躍します。(*ACアダプター使用時)
パワフルでクリアなサウンドを実現する、独自の筐体設計。
ギター/ベース・アンプとしての強靭な鳴りと、オーディオ・スピーカーとしてのハイファイさ。異なる2つの側面を持つマルチ・パーパスなAdioは、そのキャビネット構造に新たな概念を持ち込んでいます。サイズを遥かに超えた音圧を実現するバスレフ機構に、ステレオ・スピーカーならではの立体感を生むインナー・ボックス。これらを洗練されたスラント・ボディに収納し、演奏にもリスニングにも映えるパワフルで高音質なサウンドを作り出します。
分割して設計したキャビネット。
余計な箱鳴りを防ぐため、スピーカーを固定するインナー・ボックスとリア・キャビネットを完全に分離。さらにインナー・ボックスはL/Rそれぞれ空間を独立させることで、定位の良いステレオ再生を実現しました。また平面を極力なくして構成した筐体設計が剛性を高め、音質に悪影響を与える不要な振動を抑制しています。
ハニカム構造のスピーカー・フレーム。
フロント・グリルには、スピーカー部を六角形の集合体でくり抜いたハニカム構造を導入しています。これにより効率よく強度を維持しつつも、最大限の空間を確保。スピーカーを遮ることのない高い開口率が、クリアでダイレクトなサウンドをもたらします。
さらなる低音再生をするダクトフレア。
バスレフ部には、ダクトの出入り口になめらかな広がりをもたせるフレア・パーツを装備。ポートノイズ(風切音)を軽減するとともに、バスレフ効率を高めてより一層低音を強調します。
異型平行四辺形のサイド・フォルム。
デスクトップでの使用時、近距離でもスピーカーの出音が耳に直接届くよう、スピーカーが上向きに傾斜するユニークなスラント・デザインを採用。常にスイート・スポットで演奏やリスニングを楽しむことができます。また筐体の平行面が少ないデザインのため、内部反響を抑えたスムーズなサウンドが得られます。
キャビネット一体型のハンドル。
キャビネットの背面に手の差込み口を設けているので、スマートなルックスと取り回しの良さを両立しています。
連続8時間のバッテリー駆動。2.9kgの軽量ボディ。
Adioは大出力アンプながら、電池駆動にも対応。単3形乾電池8本で、最大8時間の連続駆動を実現しています。またわずか2.9kgという軽量設計で高いポータブル性を獲得。どこにでも持ち運んで演奏やリスニングを楽しめます。
※電池使用時は最大約5W出力となります。
VOX独自のモデリング技術VET(Virtual Element Technology)
オリジナル・アンプの出音からではなく、部品や回路図のレベルで緻密にモデリングを行うVET(Virtual Elements Technology)方式を採用。個々のエンジニアの耳に依存せず、またアンプのコンディションに左右されることなく、オリジナル・アンプの特性をパーフェクトに再現しています。また、高性能DSPの搭載により、高いサウンド・クオリティを実現。さらに歪みのアルゴリズムをブラッシュアップしたことで、細かなピッキングのニュアンスにも漏れなく追従する最高のタッチ・レスポンスを味わえます。
最大23種のリアルで幅広いアンプ・モデル。最大19種の高品位なエフェクター。
VOX伝統のAC30はもちろん、ハイゲイン、クリーンなど様々なアンプ・モデルを11種内蔵。コンパクトなAdioのポテンシャルを最大に発揮させるために細部までチューニングを施した、本当に使えるハイクオリティなアンプ・モデルのみを搭載しています。またTone Roomソフトウェアを使用すれば全23種類のアンプ・モデルから選択可能。往年のヴィンテージ・アンプから高価なブティック・アンプまで、この一台で様々なアンプ・サウンドを楽しむことができます。
エフェクト類も充実しており、コーラス、トレモロなどのモジュレーション系(FX1)を4種、ディレイ、リバーブの残響系(FX2)を4種内蔵。ステレオ・スピーカーのAdioならではの高品位なステレオ・エフェクトも搭載し、ノイズ・リダクションを含め最大3種のエフェクトを同時に使用できます。またアンプ・モデルと同じくTone Roomソフトウェアを使用すれば、それぞれ11種、8種の全19種のエフェクトを選択可能です。
Bluetoothで、USBで。 Adioの真髄を引き出す「Tone Room」ソフトウェア。
エディター/ライブラリアン・ソフト「Tone Room」を用意。さらに豊富なアンプ・モデル/エフェクトを選択できるほか、詳細なパラメーターのカスタマイズやオーディオEQの設定など、Adioの持つ全ての能力を引き出すことができます。カスタマイズしたアンプ/エフェクトは本体に8つまで保存可能。Tone RoomはWindows、Mac、iOS、Androidのマルチなプラットフォームで動作します。
さらにAdio AirはBluetooth MIDIに対応しているので、ワイヤレスでのパラメーター・コントロールが可能。一切の煩わしさなく、お好きなデバイスで快適にサウンドを作り込むことができます。
Bluetoothで、AUXで。 リスニングのためのスピーカーとしても抜群。
Adioはオーディオ・スピーカーとしても卓越したスペックを備えています。アナログ・ライクなギター/ベースの歪みや弾き心地を完璧に再現しつつ、オーディオとしての素直な音作りも両立。50Wの大出力で、低域から高域までバランスのとれた非常にクリアなサウンドを実現しています。
またAdio AirはBluetoothオーディオに対応。コンピューターやスマートフォンをBluetoothで接続すれば、どこからでも好きな音楽を再生できます。リビングや寝室でパーソナルに楽しむのはもちろん、ストアBGMからアウトドアでのキャンプまで、大出力・電池駆動・省サイズを活かした多彩なシチュエーションで、最高のリスニング体験をもたらします。
さらにAUXインプット端子を搭載。お気に入りの楽曲を聴きながら、手軽にジャム・セッションが楽しめます。
Acoustageで、バーチャル・サラウンド体験。
バーチャル・サラウンド技術「Acoustage」を搭載。機能をオンにするだけで、驚くほどワイドなステレオ効果を得ることができます。ステレオ・エフェクトとの組み合わせも抜群で、広大なステージを感じさせるギター/ベース・アンプとして、または、さながら自分のためだけの贅沢なマルチ・チャンネル・オーディオ・スピーカーとして、極上のサラウンド空間を演出します。
Acoustage (Virtual Surround Technology by KORG) とは・・・
ユニークなパーソナル音響空間を創造できる、コルグが開発した画期的なオリジナルのバーチャル・サラウンド技術です。フロント・ステレオ・スピーカーのみで、従来にはない立体音響体験を演出できます。再生システムを実際に音響測定し、それぞれに最適化を施すため、最大限の効果を発揮できます。
多彩な機能が、プレイヤーを援護。
オーディオ用イコライザー。
4つのEQセッティングを本体にプリセットしており、好みに合わせてセレクトすることができます。またTone Roomソフトウェアを使用すれば、パラメトリック・イコライザーで周波数帯域ごとに細かく調整可能。さらに、EQでは得られない低域をカバーするVOXオリジナル回路“Bassilator(ベーシレーター)”もTone Room上で設定でき、サイズを超えた重厚なサウンドを楽しめます。設定したEQはユーザー・セッティングとして本体に4つまで保存可能です。
ノイズ・リダクション。
ハイゲインなサウンドにも対応するノイズ・リダクション機能を装備。5段階まで調整が可能です。
半音下げチューニングも可能なオート・チューナー。
ギター/ベース・プレイ時には欠かせないチューニング機能も搭載。さらにAdioではハーフ・ダウン・チューニング・モードにも対応しています。
USBオーディオ・インターフェイス。
USB端子を装備しているので、コンピューターやタブレットを接続してのTone Roomソフトウェア使用のほか、AdioをUSBオーディオ・インターフェイスとして使用して演奏を録音・再生することができます。またその際のルーティングは、モノラル/ステレオ・レコーディング、リアンプの3パターンをTone Roomソフトウェアから切り替え可能です。
ASIOドライバー“VOX 2ch Audio Driver for Windows”のダウンロードはこちら
モデリング・ソフト「JamVOX III」をバンドル。
モデリング・ソフトウェア「JamVOX III」もバンドルしているので手軽にPC上でギター・プレイを楽しむことができます。既成曲から任意のパートをキャンセルまたは抽出/強調できる「GXT」機能や、コピーやトレーニングに便利なループ再生やテンポ・チェンジに対応したミュージック・プレーヤー機能を利用可能。またASIOドライバーに対応しているので、「JamVOX III」以外のDAWやギター・アンプ・シミュレーターなどのソフトウェアを通して録音・再生することも可能です。
「JamVOX III」の詳細はこちら